常連さんは事務や受付をされている方がいます。
伝票入力とか歯科医院さんだとレセプトや会計などでパソコンを見ているせいか、首や肩がガチガチになって、疲れているけど眠りが浅いといった症状が出ています。

鍼が苦手な方にはマッサージと指圧でしっかりと緩めます。
うつぶせで首のつけね、肩との境界線を動かしたり、じーっと押したりします。
受けておられる方は「そうそうそこなんです。うはぁー」と喜びの悲鳴をあげます。
首から進んでいって肩の上部から腕までしっかり緩めます。
ガチガチの時は全然掴めなかった方も緊張が緩和してくると、ぷらぷらとほぐれて、緊張感が少なくなります。首と肩は途中途中で何回もマッサージします。
事務で最も負担がかかる部分には、しっかり手当てをして長持ちするよう心がけています。
首・肩・腕がとれてきたら、肩甲骨と背中を押します。
肩甲骨と背中は指圧での施術が最も効果が出るポイントになります。
新人の頃は指が痛くてなかなか定圧が難しいポイントになります。定圧一辺倒だと指の疲れが出てしまうので、3秒17点指圧を3ターンしてから、あん摩に切り替えて、揉捏して動きに変化を入れますと施術側も負担が少なくなりますし、受ける方も心地よいと思います。
ガチガチで指が入らないといった場合は、ブロックセットを購入して骨盤の傾斜に変化を加えると良いと思います。ご存知かもしれませんが、SOT(SOTO JAPAN)で勉強すると詳細が学べます。私は昔勤務していた治療院の先生にしっかり教えて頂いたお陰で、ヒントが沢山浮かびます。
首から腰まで指圧法に沿って操作したら側方から治療します。首や肩のケアには絶対上腕、前腕と手のひら、手の甲のケアが大切です。VDT(パソコン作業)に手のケアは絶対必要なので、忘れず緩めましょう。
首から腰まで。肩甲骨から指先まで緩めたら、あとは鎖骨、胸骨も緩めます。
呼吸が浅い方には呼吸法を教えてあげたり、お腹の按腹も良いと思います。
凝りのケアをささっと書こうと思ったら結局こんなに長文になってしまいました。省けない箇所が多いのですが、効果は抜群で、本当にすっきりします。
気になる方は是非一度お試しください。すっきりして仕事が楽に感じますよ